WebプログラマーのSkill Upガイド

Webプログラマーはロジカルシンキングを身につけよう

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ロジカルシンキングの実践

ロジカルシンキングの実践

プログラミングのように、本を読んでいるだけでは身に付けられない能力として「ロジカルシンキング」があります。これは論理的思考のことですが、ビジネスシーンでもかなり重要になる考え方になります。名前だけを聞けば考え方を身に付けるのは難しいような気もしますが、4つのトレーニング方法を押さえれば誰でも身に付けることができます。

ロジカルシンキング重要性

プログラマーの中には、相手に自分の考えを上手く伝えることができなかったり、不測の事態にすぐに対応できなかったりということで困っている人がいるかもしれません。プログラマーは、チームのメンバーやクライアントとコミュニケーションを十分に取れることが求められます。また、プロジェクトを進めていると途中で不測の事態が発生したり、目標に対してなるべく最短距離で到達しなければならないことが多く出てきます。その際に論理的に考えて対応ができなければ、プロジェクトを成功させることが難しくなってしまいます。ロジカルシンキングが身に付けば、トラブルが起きても困ることはなくなるのです。

身に付けるための4つの実践法

ロジカルシンキングを身に付けるためには、理解・下地・思考法・アウトプットという4つのトレーニングの実践が必要です。
まず「理解」は、「ロジカルシンキングを知る」ということです。「しなければならない」という固定観念を捨てて思考を停止させないようにすることは、ロジカルシンキングを進める上で非常に重要になります。ロジカルシンキングで大事なのは、事実かそうでないかを見極めて、根拠と結論をはっきり示すことです。このような考え方をするということを頭に入れるようにしましょう。次に、実際にどのような発想の仕方をすれば良いのかという「下地」についてです。ロジカルシンキングでは、一つの目標を決めたら、それを見失わないようにしていかなければなりません。目標決定後は枠組みを考え、その後で中身を埋めていくようにします。こうすることで、その目的に向かう上で重複と漏れがあれば見落とさずに対処することができます。ロジカルシンキングができれば相手に物事が伝わりやすくなるということですが、これはその思考法によって情報整理が可能になるからです。情報が整理されていれば、しっかりと順序に従って伝えたい内容を相手に伝えることができるようになります。よく、ビジネスの現場でも図表を使って相手に伝えることがありますが、それと同じことを自分の頭の中でも行うことで、更に整理しやすくなります。最後に、相手に伝える際には伝えたい内容を的確に伝えることが必要です。まずは結論を簡潔に話し、2~3個の理由を上げた後で理由の中身を一つずつ説明していきます。
以上がロジカルシンキングのトレーニングであり、相手に物事を伝えられるようになるための方法です。

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